Stand …then you Walk!


このページは、私が日本語ミニストリーを行っているニューヨークのゴスペル教会「ベッセル・ゴスペル・アセンブリー教会」の礼拝メッセージを元に書かれているものです。聖書は今やクリスチャンのものだけではありません。なぜなら、みなさんのビジネスや生活のヒントになるメッセージがいっぱい詰まっているからです!人生のマニュアル本として、みなさんと一緒に学び、より心豊かな人生をおくりたく思います!フェイスブックツイッターなどSNSでのシェアは、ウェルカムです!

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Dennis Brack/Bloomberg New

今回、皆さんにシェアするブラウン先生のお話は、去年の5月1日の礼拝でのものです。「真のリーダーシップ」についてのお話。間もなく、アメリカ新大統領にトランプ氏が就任するということもありタイムリーなお話ではないかなと思って、これを書くことにしました。

ブラウン牧師「バイブルはたくさんの人たちの手で書かれたものです。バイブルがいかに素晴らしく、私達大人にとって大切な書であるかを再確認し、書かれていることを自分の人生に取り入れるようになれば、世の中は変わっていくことでしょう。今の私達アメリカ人は、イエスがいた時代のローマ人にとても似ていると思います。自分たちが100%正しく、自分たちこそ世界のリーダーであると思っている。私たちは今、アメリカがローマのように崩壊する前に、きちんと聖書から学ぶ必要があるのではないでしょうか。私達アメリカ人は、今、ふるいにかけられている砂のようなものです。固い石ころは残り、砂はサラサラとザルから落ちていくことでしょう。私たちに石のように固い信念がなければ、神様の古いから砂のようにサラサラと落ちてしまい、アメリカは滅びゆく国になるでしょう。」

「創世記のニムロデ王とバベルの塔の話を思い出してみましょう。人間は神に対抗する大プロジェクトを遂げようとするとき、人を集団化し、組織化するなどして官僚的な運営をしようとします。エジプトのピラミッドなどは、その一例でしょう。沢山の奴隷を使って大プロジェクトを行いましたが、エジプトは滅びました。これが神の望むものであったならば、きっと今も続いていたはずです。バベルの塔も同じです。」

Pieter Bruegel the Elder – The Tower of Babel (Vienna)

旧約聖書の創世記には、地上最初の権力者ニムロデ王が登場します。この王様はバベルの塔を建てようと発案した発起人であったとも言われています。王は “神は人間を奴隷として扱っている。神は自分の思い通りにいかないと、洪水を起こしたりして人間を支配しているではないか!神と闘おう!神の思い通りに、人間を操ることができないと証明しよう!”と国民をあおって、天に届くほどの塔を建てようと扇動します。

「人間が神に対抗しようとするとき、どうしても非人道的なことが起こります。これは神が望むことではありません。神がエジプトの奴隷が解放されるように働かれたことを考えれば、それは明らかです。人の奴隷化は自立&自律の理念に反するからです。しかし、王は最もらしい嘘をつき、上手く人を操りました。当時の建築物は“石”や“漆喰”を使って作られていました。しかし、この塔は自然のものからではなく人間が作った“レンガ”と“アスファルト”で作られました。そこにも徹底した神への反抗が見られます。そして、7F建て90メートルの建物ができました。神の創造物など大したことはない。人間の方が神よりも力があるのだということを証明しようとしました」

「多くの人足を使い、自分の権力を誇示する・・・これが本当のリーダーシップでしょうか?聖書の中に登場し、ずっと今でも慕われ続けているリーダーたちの共通点は何でしょうか?真のリーダーは“愛”を持っています。そして自己犠牲を恐れません。しかしながら、ある権力者は自己犠牲になることを拒みます。イエスは大勢の人の前で自己犠牲になりました。その後、弟子たちもイエスのスピリットを受け継ぎ自己犠牲を恐れない人生を送りました。マタイの福音書28:18-20には“私には一切の権限がある”と記されています。このイエスの言葉を信じ、神とつながったリーダーたちは、権力や財力なしで、人の心を動かす真のリーダーとなっていきました。もしも、あなたが力を持ちたいならば、人の心を動かしたいならば、そこには愛がなくてはなりません。神様とつながる人間にならなくてはなりません。そうでなければ、あなたのリーダーシップは本物ではない。きっと長くは続かないでしょう」

「リーダーになっていくあなたは、きっととても忙しい人でしょう。強い意志と行動力もあるのでしょう。しかし、仕事に追われてばかりで神様とつながる時間が持てなくなると、この王のように間違った方向に進んでしまいます。かといって、今のあなたに”神様とつながる時間を自分で作れ”というと、それは難しいことでしょう。教会は、そんな人たちのためのマインド・リセット会場だと思ってはどうでしょうか?たとえば日曜礼拝。来れば、聖書の話を聞かされます。讃美歌も歌います。仕事以外の人とも会います。神を讃えよう、神と繋がろうという空気があり、そのエネルギーが集中しています。仕事や家庭とは違う環境がそこにあります。神様はあなたと一緒にいたいと望んでいます。あなたの人生を豊かにしたいと思っています。あなたと繋がるために、この世に送られた救世主(キリスト)を受け入れて欲しいと思っています。そう、あなたが真のリーダーになれるかどうかは、あなたにかかっているのです。」

日本の歴史を振り返っても、権力や財力で政治や事業を行ったリーダーは長続きしていません。後世では”悪政”だったとか、失敗だったとかいう記録しか残されません。しかし、自己犠牲を恐れず、人のために働いたリーダーは、今も“真のリーダー”や“勇者”として語り継がれていますよね。新大統領として選ばれたドナルド・トランプ氏。アメリカ国内でも1月20日(金)の大統領就任式をボイコットする議員さんたちのニュースも聞かれます。デモや暴動の懸念もあります。また、インターネットでは「就任式の日は一切買い物をせず、仕事にも行かず、アメリカ市民全員でストライキを起こそう!」と呼び掛けた記事もあります。私のところにも「大統領就任式をTVで見ないようにしよう!彼の就任を認めていない意思表示を!」というメールがまわってきました。

8年前「黒人大統領の誕生」という奇跡を神様は起こしてくださり、8年間しっかりとオバマ氏を守ってくださいました。しかし、それに反抗してバベルの塔を建てようとする人物が現れました。聖書には、バベルの塔の一件がきっかけとなり神は怒って人間に言葉による隔たりを作ったと記されています。(創世記11章6節~8節)私達が違う言語で互いにコミュニケーションが取れなくなったのは、このバブルの塔事件のせいなんですね!

私には、これからトランプ氏がアメリカにバブルの塔を建てようとしているように見えます。(トランプタワーだけでは満足しなかったようですね・・苦笑)建ててしまって、神の新たな制裁をアメリカが受けるのか、それともアメリカ市民の手でこれを阻止するのか。ブラウン先生の祈りはこうでした。「悪魔の心からアメリカ市民が解放されますように」。

冒頭に書いたように、このブラウン先生のメッセージは昨年の5月になされたもの。大統領選挙前も後も、聖書のメッセージには誤りはないものだなあと、あらためて感心しています!私は、最初から今回の就任式を見る気はありませんでした。なので、1月20日はテレビを見ず買い物もせず、アメリカのために祈りたいと思います。「アメリカがバベルの塔を建てることがありませんように」と。そして「日本もアメリカと同じ過ちを犯しませんように」と。

NEW YORK (AP)

2017年1月16日 文:打木希瑶子 (2016年5月1日のメッセージより)

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