特別講演:コニー・ブルックス

このページでは、私が日本語ミニストリーを行っているニューヨークのゴスペル教会「ベッセル・ゴスペル・アセンブリー教会」の礼拝メッセージを元に、毎週メッセージを書いています。みなさんのビジネスや生活にお役に立てるヒントがあれば・・・という思いで書いています。お読みいただき、良いメッセージだとおもわれましたら、ぜひSNSなどでシェアしてください!そして、NYに来たら是非、私と一緒に礼拝に参加してください!詳細はこちら

- Don't Give Up Choir - © http://gospelnow.org/Gospel Now New York(撮影:Kenji Mori)

母の日礼拝ということで、女性牧師のコニー・ブルックスさんが、ゲスト・スピーカーとして来てくださいました。コニーさんはカリブ海に浮かぶアンティグア島の出身。ご主人はイギリス出身とか・・・。何ともインターナショナルなご夫婦です!お二人が立ち上げた教会の名前は「ジュビリー・インターナショナル・ミニストリーズ」。(サイトはこちら)ジュビリーの意味は記念祭や歓喜という意味。インターナショナルなお二人にはピッタリの教会名ですね!しかし、イギリス出身者とカリブ出身者がアメリカで結ばれる・・・なんて!まさに神様のご計画なのだと感じますね~。

お二人の教会はペンシルベニア州のピッツバーグというところにあります。コニーさんは牧師としてだけでなく、作家でもあり、プロデューサーでもあり、(神の言葉を伝える)預言者でもあり、ゲスト・スピーカーとしても人気の女性です。しかも、5人の母!凄いな~!

51en0VQaV+L著書のひとつに「Becoming a Spiritual Power House」という本があります。彼女は、この本の出版にあたり下記のようなコメントを出しています。

「私は誰でもライフ・コーチという人が人生の中で必要だと考えています。私は、そのライフ・コーチになりたいと思いました。ですから、自分を宗教家だとは考えていません。人は誰でも親の肉体を通して生まれてきます。しかし、その命は神から与えられたものなのです。この世にいる人間一人一人に、神の与えた使命があります。しかし、多くの人がその使命をしらずに人生を終えてしまいます。それはなぜか?ライフ・コーチに出会っていないからです。」(画像:Amazon.comより)

また、彼女は「聖書版シンデレラ」という舞台作品をプロデュースしています。これはお伽噺のシンデレラをベースに作ったもの。彼女曰く「シンデレラのお話は、女性達に王子様を待っていろ・・・というお話では本来ないのです。シンデレラを通して神様が私たちに伝えたかったメッセージは”誰にでも光り輝ける場所がある”ということです。シンデレラは、どんな困難にも負けずに毎日を過ごしていました。家族に虐待された過酷な毎日の生活を送りながらも、神を信じ、決して彼女自身の魂を汚すことはありませんでした。この世にいる一人一人は、シンデレラと同じだということです。どんな状況にあっても神を信じ、魂を汚すことがなければ、シンデレラのように精霊(神)が現れ、あなたを光の当たる場所へ導いてくださるということなんです!」

コニーさんはベッセル教会にて、詩編42からお話を始めました。詩編というのは、旧約聖書の中に書かれている詩です。多くのゴスペル曲が、この詩編を元に書かれています。下記はその詩編42章の11節のみを抜粋したものです。

42:11わが魂よ、何ゆえうなだれるのか。何ゆえわたしのうちに思いみだれるのか。神を待ち望め。わたしはなおわが助け、わが神なる主をほめたたえるであろう。

52fc647ee2fd03dd47fcc0a19b56d81d60cfdc98コニーさんのメッセージが続きます。「人は世の中の声に惑わされず、精霊の声にしたがって前に進むべきなのです。なぜなら、人生は自分が思っているよりも、ずっと短いからです。人生の中で、本当にさまざまなことが身の回りに起きます。なぜ、こんなことになってしまうのか・・・と、あなたをがっかりさせることばかり起きているかもしれません。しかしながら起きている出来事の一つ一つに、精霊からのメッセージがあることを忘れてはなりません」(画像:aja.disney.comより)

「私はある時、とても疲れていました。仕事は忙しい、主人は病気、母親としての仕事もありました。しかし、それでも旅にでなくてはならず、スーツケースを持って家を出ました。ホテルに到着してスーツケースを開けると、中身は空っぽ。すべて盗まれてしまったのか・・・と、本来ならば、がっくりと肩を落とすところなのですが、私はその時に精霊のサインを受け取りました。”コニー、あなたは、もうこれ以上抱えきれないのよ。一度、中身を空っぽにしてみなさい。”・・・と。そう感じた途端、急に体の力が抜けてしまいました。そうなのです!神さまは私に”これ以上無理をすると、あなたが壊れてしまいますよ”と教えてくださったのです!」

「このように、神様は必ずあなたに何らかのサインをいつも送り、次に進むべき道を示してくださっているのです。自分の魂をピュアにしておけば、精霊の声を必ずキャッチすることができます。そして、日常どんなことがあっても落ち込む必要はないのです。起きているすべてのことは、何らかのサイン。そのサインが何であるかを見極め、精霊が導いてくれる次のステップに進めば良いのです。このように人生は、とてもシンプルです。どうか、あなたの邪心を捨ててください。シンプルになってください。そして精霊に耳を傾けてください。」

- Don't Give Up Choir - © http://gospelnow.org/Gospel Now New Yorkスピーチの最後にコニーさんが「私に祈って欲しい人は前に出てきてください」というと、多くの方々が前に出てきました。これは、Altar Call と呼ばれるもので、プロテスタント教会の礼拝最後に行われる信仰告白を行わせるものです。(写真右:祭壇から降り、一人一人に祈りをささげるコニーさん)コニーさんは集まった皆さんに向かって「貴方が本当に神を信じるならば、1か月以内に貴方の生活は変わることでしょう!」そう予言しました。(撮影:Kenji Mori)

ここまでは良くある礼拝のエンディング風景です。が、コニーさんは、しばらく一人一人に祈りを与えていた途中、こう言いました。「もしも、前に出てきた理由が”なんだか前に行って祈りをささげてもらった方が良さそうだ”とか、”願い事が叶うかもしれないから、前に行ってみよう”などと、自分の欲からでた気持ちで前に出てきた人には、私の予言は通じません。私の予言が通じるのは精霊があなたを前に行かせた場合のみです。なんだか良くわからないけど、前に行けと感じた人・・・その人たちのこれからの1か月は、きっと変わるはずです。残念ですが、欲を持って前に来られた方には私の予言は当たりません。」

日本の文化では神社などが「お願い」するところになってしまっています。元々、神道でもそうではなかったはずですが、今では「恋愛成就」「合格祈願」など、自分たちの欲を達成する手段として使われているように思えます。祈る・・・という行為は、神と人間とが唯一コミュニケーションをとれる手段です。毎日の中に「祈り」がなくてはならないのです。毎日祈れない人が神様に困ったときだけお願いするのは、相当に図々しい行為だなと思いませんか?- Don't Give Up Choir - © http://gospelnow.org/Gospel Now New York

NYと日本からの合同メンバーで結成されたDon’t Give Upクワイヤーも、礼拝で「Change’s Gonna Come」を歌いました。いつか必ず世の中が変わる・・・この歌はそんな思いで書かれ、黒人の方々の人権運動やオバマ氏の大統領選でも良く聞かれました。私たち一人一人の祈りがなければ、世の中は変わりません。まずは毎日祈り、自分の生活を変えていくことが、大きな「変化」につながるのではないでしょうか。(撮影:Kenji Mori)

2015年5月10日 文:打木希瑶子