Don’t Get Stuck on Stupid

このページは、私が日本語ミニストリーを行っているニューヨークのゴスペル教会「ベッセル・ゴスペル・アセンブリー教会」の礼拝メッセージを元に書かれているものです。聖書は今やクリスチャンのものだけではありません。なぜなら、みなさんのビジネスや生活のヒントになるメッセージがいっぱい詰まっているからです!人生のマニュアル本として、みなさんと一緒に学び、より心豊かな人生をおくりたく思います!

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open-uri20150422-12561-1elui8s_3b10a6f8(画像:winniethepooh.disney.comより)

本日のメッセージは「愚かなところに留まっていてはならない」です。トップに使った画像はディズニーの「くまのプーさんに登場するお話の挿絵です。ウサギの家に遊びに行き、お腹いっぱい食べたプーさんは、太り過ぎて出られなくなってしまった・・・・覚えてますか?私は、このお話の中でウサギがプーさんのお尻に落書きをしたり、飾り物をした挿絵を見て子どものころに大笑いしたことを覚えています。

ブラウン牧師「今日、皆さんと読んでみたい聖書は新約聖書の第二テサロニケ3章1節から18節です。”何も仕事をしない人は食べるな”、”主の指示に従わないものには注意し、交際するな”、”しかしながら、そういう人たちを敵としてはならず、兄弟とすること” などが書かれています。私たちは愚かな動物です。よって愚かな判断をします。愚かなところにとどまらないためには主の声に耳を傾けなければなりません。あなたが一所懸命働き、主の声を聞いていたとしても、周りの人すべてががあなたと同じではないことも知らなくてはなりません。」

「神様はすべて真実を知っています。しかし、人間は全員正しい信仰を持っているわけではないので、真実か否かを判断することはとても難しい。自称”クリスチャン”も世の中にたくさんいます!今日は、ある管理人さんのお話をシェアしましょう。」

GroceryBagbrownbag「私はとても裕福な方の別荘の管理人をしています。私はいつも雇い主に挨拶をしますが、彼は一度も私に挨拶を返してくれたことがありませんでした。ある日、茶色い紙包みが玄関に置いてありました。中には野菜や新鮮な食材が沢山入っていました。埃や雨などがかからないように、しっかりと梱包してありました。雇い主は、紙包みを気にせずにいたので、私も気にせず食材を使いました。それは翌日も続き、それから毎日、続くようになりました。沢山の食材がいつも入っていたので、私は喜んでその食材を家族のためにも使っていました。」(画像:spoonuniversity.comより)

「ある日、私の雇い主の訃報が知らされました。多くの人が別荘を訪問し、私は沢山のおもてなしをしなくてはなりませんでしたが、例の紙包みは玄関にありませんでした。その次の日も、その次の日も、紙包みは届かなくなりました。それから数週間後、私は亡くなった雇い主の奥さんに”給料を上げて欲しい”と申し出ました。奥さんは”今まで2年間、同じ給料で生活していけたのに、なぜ急に値上げを申し出るのか?’と私に聞きました。私は恥ずかしかったのですが、正直にこれまでのことを話しました。”実は誰かが今までは食材を届けてくれていたため、家族を十分に食べさせることができたのです。しかし、それが最近届かなくなりました。そこで、給料だけでは十分な食料を家族に調達できないのです。”と。」

833-03574364er「すると、奥さんは涙を流し始めました。”もしや、その食料が届かなくなったのは、主人の死んだ後ではないですか?” 私はハタと気づき、そうだと答えました。”あ~、良かった!主人が7名の方に食材をいつも届けていたのを知っていました。6名の方はわかったのですが、7人目がわからずに困っていました。7人目はあなただったのですね!”」(画像:www.masterfile.comより)

「私は雇い主が毎日、私たちのために食材を持ってきてくれていたことを知りませんでした。今まで、誰が届けてくれていたのかを知ろうともせず、お礼を一度も言わなかったことを恥じました。それからは、息子さんが食料を運んできてくれるようになりました。私は息子さんに”ありがとう”といつも言ったのですが、返事がありませんでした。お父さんと同じです。私を無視するのです。ある日、私は息子さんに大声で”ありがとう!”と叫びました。すると息子さんは振り返り”どういたしまして”と初めて返事をしました。」

「”私は父と同じで耳に障害があるのです。だから、いつも大声で話してくださらないとわからないんです。” と、息子さんが私に言いました。私は自分の愚かさにあきれました。私はこの雇い主の家族に対して、主従関係という偏見を持ち続けていたのです。私の雇用主は私が何を言っても無視する。それは私を相手にしていないのだと思っていました。なぜ今まで、雇い主に聞かなかったのだろう・・・。」

old-you-new-you「このお話を通して、皆さんは何を感じましたか?すべての話には2面性があるということです。管理人の男性は勝手に”雇い主は私を見下している”と思っていました。雇用関係というのは、そういうもの・・・という勝手な情報をインプットしていたのです。しかし、真実は違いました。従業員が不自由なく自分の下で働けるように、この雇用主はいつも気遣っていました。人間の情報などいい加減なものです。また人間の判断は偏見に満ちているのです。コリント人への手紙第二の5章17節を見てください。私たちは人間の偏見という愚かな考えにとどまってはなりません。真実を見極めるのは、人間には非常に難しいのです。キリストを通して新しく造られた者として、物事を考えていかなくてはなりません。」(画像:sozolifeleaders.comより)

へブル人の手紙の10章を見てください。愛と善行を促すように互いに勧めあうための集いが必要です。教会はそのための集会所です。どうか、愚かな考えや状況にとらわれないでください。壁ではなく、橋を作ってください。私もあなた方も天の”大使”でなくてはなりません。人間は教祖などにはなれないのです。愚かな人間の情報に囚われないでください。私たちの力強い愛こそが天の望む国を作っていけるのです!」

人間関係について、皆さんも同じような経験がありませんか?嫌いだと思っていた先生が実はとても生徒思いの良い人だったり、厳しい上司が実はとても部下思いだったり・・・。その反対に自分が一生懸命相手を思っているのに、それが伝わらずに逆に嫌われてしまったり・・・・。人間関係は非常にもろく、真実が見えない私達人間は時に愚かな判断をしてしまいます。

Businesspeople having a quarrel isolated on white background「真実を知らずに相手を嫌ったり怒ったりすることは、無駄な感情です。わからないことは素直に相手に聞けば、何のことはない。より相手を知ることができ、良い人間関係が保てるのではないでしょうか?私の教会の中でも、ある教会員が”牧師先生の話の途中で退席していく人たちは、いったいどんな教育を受けてきたんでしょう!全く失礼です!そんな人たちは教会にくる資格などありません!”と怒っていました。私は”退席する人たちには、何か退席する理由があるのでしょう。次の予定があるとか、急用ができたとか、体調が悪くなったとか・・・。今度、退席する方に聞いてみてはどうですか?”と。教会員は、それから退席者に理由を聞くようになり怒ることもなくなりました。彼はみんなそれぞれ事情があってやむなく退席しなくてはならないとわかったからです。このように、人は真実を知らずしてネガティブな感情を持ち、ポジティブな方向に進もうとしないんです。愚かなことに囚われず、私たちは天の大使として、ドンドン前に進もうではありませんか!」(画像:meemaata.comより)

さて、冒頭に使った「くまのプーさん」ですが、このお話の結末は覚えていますか?穴に入ったときは痩せていたのですが、中で食べ過ぎて穴から出られなくなってしまったプーさん。実はあのまま、痩せるまで待っていなくてはなりませんでした!多くの人が、この絵本や動画を見て「馬鹿だなあ~」と笑ったことでしょう。天の神様から見ると私は、このプーさんのように愚かなのでは・・・?そう思うと何だかこのお話、笑えなくなってきました・・・(苦笑)

rabbit-painting-poohs-backside-while-hes-stuck-in-rabbits-door2016年1月24日のメッセージより

文:打木希瑶子

(画像:poohpicoftheday.web-l.comより)