ハーレムの歴史とウォーキングツアー


ハーレム公立病院 Photo: Gospel Now

ハーレム在住15年のライター、堂本かおるさんによるハーレム散策ツアーに参加してきました!私もハーレム在住12年なのですが、住んでいると日常的な景色にあまり関心をもたないもの。在住者の私でも参加してみて、凄く良かったです!

まずは、ハーレムの図書館前で他の参加者の方々と待ち合わせ。この図書館の向かい側にあるのはハーレム公立病院。いつの間にか建物が新しくなっていた上に、外側に巨大アートが!病院に行くときって気持ちがダウンしそうですが、こんな大きなアートを見ると「ワーッ!」ってテンション上がってしまいますね!(笑)病気もどっかにいってしまいそう!さすがはハーレムです!

ハーレムの高級住宅街 Photo: Gospel Now

日本人の多くは「ハーレムは危険」というイメージをまだ持っているようですが、それは昔のお話。ハーレムは元々白人の裕福な人たちの住宅街でした。その証拠にハーレムには今でも美しいブラウンストーンビルやアパートが沢山残されています。その後、ビルを建て過ぎた不動産事業の失敗により、地下が暴落。それと同時に南部から逃れてきた黒人が住むようになりました。それが1920年ごろのお話。

 

これをきっかけに、ハーレムで黒人文化が一気に開花します!これを“ハーレム・ルネッサンス”と呼びます。その結果、黒人文化人が沢山集まることになり、ブラックカルチャーの発信地として世界的に有名な場所になりました!

アポロシアター入り口 Photo: Gospel now

その後は公民権運動が起こりますが、黒人層の生活水準は低いままでした。1970~80年代にかけてハーレムが荒廃します。その時のイメージが日本では有名になってしまたようですね。

しかし、1990年代後半ぐらいから、またもや不動産事業が活発になり、再開発が始まりました。クリントン元大統領がハーレムにオフィスを構えたり、大型チェーン店が進出したり。特にここ数年は、デザイナーズブランドや大手ホテルが営業を開始するなど、ずっと住んでいる私ですら、驚くほどの変わりようです。それに伴い、家賃もドンドン急上昇!私もいつまで住んでいられることやら(泣)。

そんなハーレムの歴史や黒人文化について学びながら、ハーレム散策できるのが、このウォーキングツアー!今までは、ただの落書きだと思っていた「グラフィティアート」にも関心がもてるようになったし、知らなかったハーレムの歴史を知ることもできたし!観光バスでは決して味わえない、貴重な体験でした!日曜日のツアーにはゴスペル教会訪問があり、ツアー参加費の一部は教会に寄付されています。私の日曜バイブルクラスへの経費にも充てられています。ニューヨークにお住まいの方も、観光の方も、是非とも参加してみてください!お申し込みは、こちら

堂本さん(中央)と参加者の皆さん Photo: Gospel Now

2016年6月15日 文:打木希瑶子