キャロル・シンバラ


 

奇跡のスーパー・ディレクター

“キャロル・シンバラ”

今回ご紹介するのは、グラミー賞をなんと6回獲得したという「ブルックリン・タバナクル教会」のスーパー・ディレクター「キャロル・シンバラ」です。

キャロルは、NYブルックリンにある「ブルックリン・タバナクル教会」の代表牧師である、ジム・シンバラさんの奥様。ファースト・レディーとしての役割だけでも大変なのに、音楽ディクレターという役割までこなしているスーパー・ウーマンなのです。教会のメンバーは、6000人以上。クワイヤーのメンバーは250名を超えます。毎週行われている日曜礼拝には、約1万人が訪れます。巨大クワイヤーとバンド・メンバーによる素晴らしい音楽は、多くの人を幸せにし、心を豊かにしてくれます。また、色々なゲスト・パフォーマーやスピーカーがタバナクル教会を毎週訪れています。素晴らしい建物、素晴らしい音楽、素晴らしい礼拝、素晴らしいスピーチ・・・。このタバナクル教会を訪れる人は、だれもが「まさにここは天国!」と呼ぶほど素晴らしい教会です。

しかし、このブルックリン・タバナクル教会は、全く恵まれた状況でのスタートではありませんでした。キャロルは、タバナクル教会の創設者であるクレア・ハッチンズ牧師の娘でした。クレアさんに勧められ夫のジム・シンバラは牧師になったものの、全く教会の運営が上手くいきません。それもそのはずシンバラは、全く聖書の勉強をしたことがなく、神学校へも通った事がなかったのです。貧乏牧師のシンバラは、ガソリン代と食費を払うのがやっとの毎日。家賃も満足に払えず、健康保険にも加入できずに過ごす日々が続いていました。また、ブルックリンという場所が問題でした。30年前のブルックリンといえば、だれも伝道にいきたいと思えない場所。麻薬、暴力、同性愛者、売春婦、子どもを性愛の対象とするような変態大人、うつ病やノイローゼの人、ホームレス・・・・心も体も不健康な人ばかりで、とても近寄りたくない場所だったのです。どんなに優れた牧師でも、ここで伝道することは、非常に困難。その環境下で、素人牧師が教会を始めようとしていたのです。

しかし、キャロルは、このブルックリンで音楽は育つと感じました。全く、音楽教育を受けたことがなかったキャロル(ピアノの演奏は、できましたが・・)なのですが、クワイヤーを作ろうと決心します。神様がきっと助けてくださる!と、クワイヤーの練習を始めます。ディレクターも素人、クワイヤーメンバーも音楽の勉強などしたことのない人ばかりでした。素人牧師、素人ディレクター、素人クワイヤーの教会・・・シンバラ牧師も、キャロル音楽ディレクターもクワイヤーも必死で勉強し、練習しました。「この教会を何とかしたい!」。貧乏ながらも、この努力によって少しずつ何かが変わっていきました。「あなたたちのような素敵なご夫婦が、こんな教会の立ち上げをする必要はないのでは?」という友人達の声をよそに、このひたむきな姿勢を見た神様は、この教会に奇跡を起こすのです。

なんとクワイヤーは、285名となり、その迫力、音楽の美しさ・清らかさ、クオリティーの高さが感動を呼び、グラミー賞を受賞してしまいます。その後「ブルックリン・タバナクル・クワイヤー」は、全米で最も有名なクワイヤーの仲間入りをします。特に、クワイヤーから選出された「ブルックリン・タバナクル・シンガーズ」は、全米や海外ツアーを行う有名ゴスペル・グループとなりました。彼らのパフォーマンスは、コンサート・ホールや教会ばかりではありません。刑務所でもパフォーマンスを行っています。刑務所内にあるスタジアムのような会場の真ん中にステージが組まれます。このタバナクル・シンガーズのパフォーマンスを見ているスタジアムいっぱいの観客は、全員極悪人として、この刑務所で終身刑を終える人ばかり。若い人から、お年寄りまで、色々な年齢の人がステージを観ています。この日ばかりは、手をたたき、足をならし、コンサートを楽しみます。「あなた方は、この刑務所から二度と出ることは許させません。しかし、それはあなたの肉体がこの堀のなかにいるということだけで、魂はあなたの努力で外に出してあげることができます。正しい人間として残りの人生を送りたいと望めば、あなた方の魂は堀の外に出ることができますよ。今からでも決して遅くはありません。この世での罪は、この刑務所で償えるではありませんか。神様は、あなた方を既に許しておられます。そして、あなた方の美しい魂を天国で待ち望んでおられます。」このメッセージを聞いたスタジアムいっぱいの観客から嗚咽や啜り泣きが聞こえ始めます。天をあおぐもの、頭を抱えるもの、まっすぐ正面を見ながら涙を流すもの・・・。「たとえ堀の中でも、もしかしたら自分はやり直せるかもしれない・・・」彼らのパフォーマンスが、終身刑の人々に、そんな気持ちを起こさせているのでしょう。

さて、ここでキャロルが制作したブルックリン・タバナクル・クワイヤーのプロモーションビデオをご紹介しましょう。30年前のNYの映像と共に、わずか9名だった「ブルックリン・タバナクル・クワイヤー」の成長を見ることができます。ブルックリンで起きた奇跡の歌声をお楽しみください!(こちらをクリックしてください)

今年もキャロル・シンバラによる、ゴスペル・ミュージック・セミナーが行われます。全米からディレクターやボーカリストが集合する年に一度のこのセミナー、日本の皆さんにも是非参加していただきたいと思っています。GOSPEL NOWでは、日本からのツアーセミナーへの参加手続きを開始いたします。詳細は、ショップにアップしていますので、是非ご覧ください。また、サポーターの方には、特典もご用意していますので、是非この機会にご登録ください。

また、タバナクル・クワイヤーの最新CD「I’ll Say Yes」をショップにて取り扱っています。こちらもどうぞ!